完成作品
完成作品は、奇跡の産物である。
出演者とスタッフに感謝。そして名も知らぬ協力者にも。
君がいる場所(2008)
出演/テツオウ 原留七奈
原案・監督・編集/みかわこうじ 演出/加戸谷隆斗 助監督/宮崎貴正
撮影/加戸谷隆斗 宮崎貴正 みかわこうじ 音楽/テツオウ 協力 橋田北斗(四谷天窓) 鈴木小百合(サンビーム) 製作/ジョウヒラテツヤ

あうんのジョウヒラテツヤの企画で製作したショートムービー。
ライブハウス四谷天窓の紹介を兼ねたもので、今後数作製作していく予定。

一時は酷い出来で、人に見せるには問題があったほど…最終的には納得のいく仕上がりになったけど、正直キツイ仕事だった。

人間のたまご(2005)
出演/加戸谷隆斗 児玉浩
監督・撮影・編集/みかわこうじ 脚本・音楽/加戸谷隆斗 照明/宮崎貴正
製作/愛川眞由

「ペパーミント・キム」のオープニング・エピソードをそのまま抜粋したショートムービー。

小学校で上映したら大ウケだった。隆斗の演技が素晴らしく、たまに観たくなってしまう作品だ。

ONE CARAT(2004)
出演/橋本太志、加戸谷隆斗、橋本祐一郎、宮崎貴正、小薗加津雄、吉田光夫、秋本翼、橋本則子、大川寛、大川孝子、堀達二、大川雅之、愛川眞由、三河月乃、城平哲也、秋本重和、井上幸次、大里千草、大原和彦、門倉毅、木下賢一、小助川光浩、白鳥正吾、鈴木小百合、加戸谷静香、豊福亜佳里、長戸肇、広原哲也、古屋晃一、堀征子、安永正文、堀友香、三河リナ、三河マリ
監督/みかわこうじ、脚本/加戸谷隆斗、製作/愛川眞由、撮影/宮崎貴正、三河幸司、加戸谷隆斗、音楽・編集/三河幸司、録音/大川雅之、美術/三河月乃、堀 征子、照明・助監督/宮崎貴正、記録・ロケ製作進行/愛川眞由、配役/加戸谷隆斗、日立ロケ協力/橋本祐一郎、橋本則子、小薗賀津雄、協力/玉川村駅・青砥有義、協力 レトロ通販、本間豆腐店、共働舎・師 康晴、井上幸次、城平哲也、城田哲也、制作/伽羅=加戸谷隆斗、愛川眞由、みかわこうじ、三河月乃、宮崎貴正、大川雅之

1997年製作の「ワンカラット」の画質、音声を再調整し、英語字幕を加えたインターナショナルヴァージョン。

撮影当時アナログだったものをデジタルフォーマットに変換したが、オリジナルの編集段階での画質劣化が目立ち、とても残念だ。最新の機材で撮りなおしたいと何度思ったことか…。

PEPPERMINT KIM(2001)
噛めば噛むほど旨くなる映画です

出演/加戸谷隆斗、愛川眞由、石原幸果、渋谷実、山本純子、多賀友厚、加藤幸子、児玉浩、菊池秀幸、宮崎貴正
監督 撮影 編集/みかわこうじ、製作 脚本/加戸谷隆斗、録音 照明/宮崎貴正、協力/谷村丸子 南十字星 ナパーム、コウゾウ・ワタナベ、荻野淳也、大木春美、和田純子、三河月乃

坂上健一郎は、ホームページ「不思議新聞」の記者。情報特派員のマコより「キスをするとペパーミントの味がする女の子」の存在を聞かされる。その名はペパーミント・キム。健一郎はさっそく取材にのりだし、かたっぱしからいろんな女の子たちのキスの味を確かめまくる。はたしてペパーミント・キムは存在するのか・・・・?

企画から完成まで約ひと月という強行スケジュールで製作された勢いのある恋愛コメディ。

とにかく製作期間が短かったので、キツかったのを憶えている。あまりにも雑な作りにも関わらず面白い作品に仕上がっているので、後に一部分再撮影をした。その編集が未だに終わっていないのが気がかりである。

ウチにセミの声は聞こえない(2000)
企画 制作/数面和江、撮影 編集/みかわこうじ、数面和江
出演/数面和江、宮崎貴正、今川智弘

何かに苛立つ日々。何か足りない感覚。無条件に守ってくれたあの手はどこへいってしまっただろう。現実と記憶の交錯、ビミョウにさみしい、夏。ワタシが気づいた小さいけれども大事な気持ちをセリフなしの映像と音の構成で丹念に描いた作品。

ここに掲載すべきか迷ったが、お気に入りの映像も多いので、紹介しておく。基本的に撮影と編集だけ手を貸した。何を撮るのかだけ伝えられて、どう撮るのかは任せてもらえたのが嬉しい。一つ一つの画面が美しく大好きだ。

ワンカラット(1997)

はかなくも、力強い命の輝きがそこにある

出演/橋本太、加戸谷隆斗、橋本祐一郎、宮崎貴正、小薗加津雄、吉田光夫、秋本翼、橋本則子、大川寛、大川孝子、堀達二、大川雅之、愛川眞由、三河月乃、城平哲也、秋本重和、井上幸次、大里千草、大原和彦、門倉毅、木下賢一、小助川光浩、白鳥正吾、鈴木小百合、加戸谷静香、豊福亜佳里、長戸肇、広原哲也、古屋晃一、堀征子、安永正文、堀友香、三河リナ、三河マリ
監督/みかわこうじ、脚本/加戸谷隆斗、製作/大川雅之、撮影/宮崎貴正、三河幸司、加戸谷隆斗、音楽・編集/三河幸司、録音/大川雅之、美術/三河月乃、堀 征子、照明・助監督/宮崎貴正、記録・ロケ製作進行/愛川眞由、配役/加戸谷隆斗、日立ロケ協力/橋本祐一郎、橋本則子、小薗賀津雄、協力/玉川村駅・青砥有義、協力 レトロ通販、本間豆腐店、共働舎・師 康晴、井上幸次、城平哲也、城田哲也、制作/伽羅=加戸谷隆斗、愛川眞由、みかわこうじ、三河月乃、宮崎貴正、大川雅之

無類の昆虫好きの兄キミオがアフリカで死んだ。弟サトルは仏壇に飾られたコガネムシの標本を見ているうちに、最後に兄と出会った3週間前の事を思い出す。昆虫王国といわれる地方の大学に通っていたキミオは、会いに来たサトルを「宝石探し」だと言って山へと連れ出すのだが・・・。 復活の象徴であるアフリカのスカラベ(コガネムシ)に思いを託す心臓病の兄、キミオ、兄の記録を8ミリで撮影する弟、サトル。二人の軽妙なやりとりのなかに、生命の神秘を描き出した伽羅の最高傑作。

映画の神が舞い降りた感じ。思い返すと幾度の奇跡が重なって完成まで至ったという実感がある。感謝に堪えない。

ひと夏の体験(1996)
出演/古屋晃一、三河月乃
制作/伽羅、製作/三河月乃
脚本・監督・撮影・音楽・編集/みかわこうじ
照明・特機/加戸谷隆斗、車両提供 大塚良一

これぞ映画! 映像だけで語ったラヴ・ストーリー。言葉では伝えることのできない作品。

自分が表現したいスタイルが盛り込まれているという点で、今でも大好きな作品だ。男性観客よりも女性観客の方が作品を理解しているということろが面白い。

母さんの貯金(1996)
出演/中山敦子、小島みちる、加戸谷隆斗、広原哲也、菜の女、城平哲也、大川雅之、樋口聖子、樋口強太
アッカ
作・脚本/加戸谷隆斗、監督/みかわこうじ、撮影/三河幸司、大川雅之
撮影助手/愛川眞由、籾山裕子、城平哲也、助監督/大川雅之、編集・音楽/三河幸司、 照明・録音/PARAPI
美術・記録/三河月乃、メイク/加戸谷隆斗、鍋作り/三河月乃、愛川眞由
主題歌「みんなげんき」作詞/みんぼー、作曲/PARAPI、歌/PARAPI、みんぼー、ともやんのパパ&ママ
製作/大川雅之、製作協力/月夜戯人館 、制作/伽羅

“月夜戯人館”の感動の舞台を完全映画化!
父さんが亡くなってから1ヶ月。パートで働く母さんに残されたのは、2人の息子と2人の娘。そして父さんの残した多額の借金。そんなある夜の食卓。大学に入ったばかりの長男、新一が大学を辞めて働いていたことが家族に知られるが・・・・。全編一つの食卓でリアルタイムに進んでいく迫真のドラマ。

一つのシーンで見せ続けることが出来たというのは、ひとえに役者の力によるところが大きい。よく演じてくれた。ありがとう。

けんか(1996)
製作 演出 出演/加戸谷隆斗、愛川眞由

企画から完成まで、わずか4日間。愛川が企画し、加戸谷の協力のもと完成した。

わたしは、音楽だけ担当したのだが、挿入曲の「海」は、お気に入りの仲間入り。今でもたまに弾いたりしている。

あゆみー!(1994)
作 加戸谷隆斗、撮影 加戸谷隆斗、みかわこうじ、音楽 編集 みかわこうじ
出演 加戸谷隆斗、愛川眞由、みかわこうじ、三河月乃、三河リナ、三河マリ

みかわ家に遊びに来た加戸谷が、今から映画を作ろう!と言いだして、あっという間に作った作品。質はともかく、面白い。

ほぼ一日で撮影した作品だ。勢いづくとこういったものも作れるということか。

3つのトナカイ(1992)
出演/加戸谷隆斗、愛川眞由、大川雅之、菊地俊夫、三河月乃、他
製作/Color Project、映像製作/伽羅、脚本・演出/加戸谷隆斗

12月19日初演、映像部33分 (舞台+映像による作品)

高校時代、映画研究部でありながら一本も映画を完成させることが出来なかったはたちの3人の青年が、当時マネージャーだった女の子のために今度こそ映画を作って、完成させようとするのだが・・・・。笑いと涙の感動作。舞台と映画を融合させた画期的な作品。

製作の中心は、画面に登場する4人によるもので、わたしは、映像部分のみ協力したのだが、本番の舞台が大成功で終わったときに関わっていて良かったと心から思った。

刃渡り23cm(1992)
出演/中山敦子、加戸谷隆斗、菊地俊夫、迎 高雄、小助川良子、三河月乃、三河リナ
制作/伽羅、企画・製作・美術/三河月乃、みかわこうじ、脚本・監督・音楽・編集/みかわこうじ
特殊効果・配役・衣裳/加戸谷隆斗、録音/迎 高雄、照明/佐藤勝宏、鈴木孝之、記録/鈴木小百合、協力/大川雅之

不条理な殺人鬼が今夜も徘徊し始めた…。往年のホラー映画のテイストを踏襲した作品。

基本的にホラーというジャンルは嫌いではないのだけど、完成した後の後味の悪さを考えたら、製作には慎重になるべきなのかもしれない。

おもいで(1992)
出演/加戸谷隆斗、みかわこうじ、阿部たか子、斎藤卓実、城平哲也、レイコ・F・ミン・ウ、三河月乃
制作/伽羅、製作/みかわこうじ、三河月乃、 監督・撮影・音楽・編集/みかわこうじ、脚本/加戸谷隆斗、照明/斎藤卓実、協力/渡辺医院

とある病院での、青年と老人とを結びつける記憶とは・・・・。無声映画ではないのだが、主人公には一切セリフがなく、彼の体験したことを映像で淡々と綴った作品。

どうしてこの作品は誤解を生んでしまったのだろうか。何でもない日常の風景を描いただけなのに観客は理解を超えるほどの解釈をしてくれた。わたしはそれほど難しい人間ではないのに…。

気になる電話(1992)
出演/加戸谷隆斗、斎藤卓実、磯田 守、橋本祐一郎、古屋晃一、三河月乃
制作/伽羅、製作・監督・撮影・音楽・編集/みかわこうじ、脚本・美術/加戸谷隆斗、製作補佐/三河月乃

そば屋の出前持ちがある店の前を通りかかると、店の前の電話が鳴り出した。出前持ちはその電話が気になってしょうがなくなるのだが・・・・。 全編コマ落としのようなタッチで、コミカルに描いたサイレント・ムービー。

東京ビデオフェスティバル・ビデオケーション賞受賞

伽羅としての第一作目だが、今観ても面白く仕上がっている。当時はこんなものかな…なんて思っていたけど、かなり良い出来だ。

SIMOON(1982)
辺境の扉(1981)
製作 監督/みかわこうじ、脚本/松尾 卓、みかわこうじ
出演/未記録

学校を舞台にした恋愛映画。文化祭を利用して製作したおかげで、みかわにとって初めて完成した作品となるが、今観ると意味不明で観賞に耐えられない。

製作 監督/みかわこうじ、脚本/小金井恵子、新田啓子、古屋晃一
出演/須永育子、名武浩実

「辺境の扉」に続いて製作した文化祭参加作品。家庭問題を加味した学園ドラマ。みかわは完成させるために製作費の一部をこずかいから出資した。不明な点も多いが、映画らしい作りとなっている。鑑賞者のアンケートに「映画みたいだった」という変な感想があった。

初めての完成作品であるが、酷すぎる出来だ。それでもめげずに次の作品に取り掛かったというのを評価したい。
質はともかく映画みたいな仕上がりとなった。中学生だった当時、同年代が作っているふざけた内容の映画は作りたくなかったのだ。

未完成作品
奇跡に至る道は険しく遠い。
どの作品もスタートは切れたのに、今では断片しか残っていない。
Joy Ride(1994)
いたいのいたいのとんでけ(1994)
脚本 監督/加戸谷隆斗
出演/橋本 太、秋本 翼

ストーリーの構成が「ワンカラット」に似ている作品で、完成していたら同時公開はできなかっただろう。7割を撮影した段階で中止。

脚本 監督/みかわこうじ
出演/大川雅之、三河月乃

超短編コメディ映画。撮影の9割を終了していたのにも関わらす、完成には至らなかった。

隆斗が監督した作品で、わたしは撮影を担当した。かなりのところまで撮ったのだけど、途中でフェイドアウト。良いシーンも沢山あったのに…残念である。 これは完成させたかったな…運が無いというか、奇跡は起きなかった。

横浜POP(1991)
アタリ(1991)
製作/斎藤卓実、伽羅、制作/丸正、脚本/加戸谷隆斗、監督/みかわこうじ
出演/加戸谷隆斗、斎藤卓実、荒井健一

近未来の横浜を舞台にしたアクション映画。加戸谷の大胆なアイデアを自主映画で可能なレベルにして企画されたが、1シーンのみ撮影して中止となった。その後、みかわによって脚本のリライトが行われたが結局撮影されずに終わった。

製作 監督/みかわこうじ、脚本/加戸谷隆斗、
出演/山村和重

駄菓子の当たりくじにまつわる、味わい深い作品。1シーンを撮影しただけで中止。

撮影できた1シーンだけでもかなり面白いものになっている。その先をどうして撮らなかったのか…謎である。
この当時これを完成されられたら、日本映画史も変わっただろうと思う。かなり粘ったけど、1シーンを撮影しただけで終わってしまった。未だに気になる作品だ。

フーちゃん(1991)
願いの報酬(1990)
製作/伽羅、監督 脚本/みかわこうじ
出演/加戸谷隆斗、三河月乃、山村和重、城平哲也

「3つのトナカイ」の劇中劇である「走る男」の原型となるコメディ映画。彼女に会うために様々な障害を乗り越え走り続ける主人公の物語。撮影の殆どを終了しているにも関わらす、未完成で終わった。

製作 伽羅、監督 脚本 主演/斎藤卓実

斉藤卓実が企画したオムニバスの一編。物語としては面白いのだが、脚本に難点があったため、撮影途中で脚本の練り直しをしているうちに流れた。

斉藤卓実の作品で、わたしは撮影のみだったが、今思えば出過ぎたマネをしたものだ。完成まで持っていけば良い思い出になっていただろうに…
これほど時間をかけた作品もないのだが、ほんの少しの撮影を残して未完の道をたどってしまった。思えば製作期間が長すぎて興味が持続しなかったのが原因かもしれない。撮影当初と後半とではタッチが違ってしまっている。

闇(1980)
プ・スリー(1979)
製作 監督 脚本/みかわこうじ
出演/相原たけみ、今野 昇

恐怖映画。当時フジフィルムで企画していたフジ8ミリコンテストに出品するために製作したが、8ミリフィルム特有の技術的な不自由さにうんざりしたみかわが中止とする。内容があまりにも不吉であったため、後にフィルムやシナリオなどの資料を処分した。

製作 監督 脚本/みかわこうじ
出演/城平哲也、川瀬 純

出演者とスタッフの9割が小学生という顔ぶれのコメディ映画。完成していたら偉業であったかもしれない。出演の川瀬 純は現在では、ダンサーとして活躍している。近年のNHKの紅白歌合戦にも出演していた。

小学6年生だった当時、暗中模索という状態でよくやっていたと思う。結局協力者を引き留めておくことが製作続行の上で一番難しいと感じた。この点は今でも同じではあるが…。
どうしても作りたいジャンルなのに後で後悔してしまうということの繰り返し。8ミリで撮影されたが、面白い表現もあったりして、かなり本気だったなあと思う。
企画段階で中断
二度と着手しないだろうけど、当時はとても大切に育てていた。
イメージを1ショットも残せなかったのは心残りである。
好奇心は猫をも殺す(1994)
少女漫画(1991)
サスペンスアクション。脚本の9割が完成した時点で製作中止。

製作 脚本 監督 みかわこうじ
禁断の恋を描いた恋愛映画。ちょっとやりすぎじゃない。と言うような内容のストーリー。脚本執筆のみ。

製作/茜崎みき、脚本/みかわこうじ、三河月乃、監督/みかわこうじ
多くの企画が停滞する中で、確実に進む為には自分でやるしかないと着手した。娯楽作品を意識し過ぎたようで、内容が落ち着かず未完となる。 月乃と協力してシナリオを執筆した作品で、表現は気に入っている。手に負えないような恋愛を描きたかった。いずれまた着手したい内容である。

HOT APATCH'45(1989)
夢現(1987)
銀行強盗の主人公とそれを追う刑事。そしてそこに絡んでくる組織の戦いを描いたアクション映画。加戸谷が参加してからの初めての企画である。みかわ、加戸谷、城平の三名でかなりのところまで考えたが、当時の力量では不可能と判断し、中止となった。

製作/伽羅、脚本/加戸谷隆斗、監督/みかわこうじ
自分とは何か? その答えを探す男の物語。伽羅の第1作目として企画されたが、撮影直前まできたが中止となったファンタジー映画。

製作/城平哲也、脚本/みかわこうじ、城平哲也、監督/みかわこうじ
隆斗に出会う前に用意していた企画でシナリオは完成に近い段階だった。哲学的内容で、この手のものには今でも興味が尽きない。
隆斗の無邪気さを見習うべきだった。それに尽きる。この企画を不可能だと判断した自分が恥ずかしい。